6.「お肉だけじゃない、薩摩の久保のこだわり」


薩摩の久保が提供する「情熱牛」は、薩摩の農家さん5人とともに、こだわりつくして生産した逸品です。

年間出荷の8割以上が5等級、4等級の最上級肉で、これぞ和牛の中の和牛と誇れる味わい。一度口にしたら忘れられないとろけるような食感と甘み、食べ終えた後の余韻には誰もが唸る最高峰の和牛です。

その深い味わいをさらに引き立てるのが薩摩の久保の「名脇役」たち。

今回は薩摩の久保の食肉以外のさまざまな「こだわり」をご紹介します。

●門外不出、自家製焼肉の秘伝タレ

生産者グループが夢中になって取り組み、最高級の和牛を追求した末に生み出された「情熱牛」。

度肝を抜く美味さを完成させた社長の大山の脳裏には、不安がよぎりました。「これだけ美味い和牛に合うタレは市販品にあるんやろか?いや、どこにも売ってない。

それやったら、作ればええやないか」。

そんな発想がオリジナル焼肉のタレ製造の原点でした。

その後、大山は焼肉のタレの開発に挑み続けます。新鮮な野菜、フルーツ、醤油、自然の調味料、その配合の割合を変えたり、加熱や熟成の時間を調整したりと、試行錯誤を繰り返し気がつくと10年の歳月が経っていました。

「農家さんが手塩にかけて育てた情熱牛やから、お客さまに美味しく食べていただくために僕らも手は抜かれへん」。そして完成したのが「情熱牛」に合う、薩摩の久保「秘伝の自家製焼肉のタレ」です。

他のタレと食べ比べてみてください。その違いにきっと驚かれるはずです。

肉をお買い求めの際はタレが添付されていますし、2階の焼肉店でも提供されていますが、タレだけ欲しいというお客さまも多くいらっしゃいます。そんな方のために、自家製焼肉のタレ単品をご用意しています。

お求めになる方は1階精肉店でどうぞ。

小サイズ(180ml)を350円で、大サイズ(360ml)を 650円で販売しております。

●2階焼肉店は、くつろげる雰囲気の内装

高級感を打ち出す焼き肉店は、重厚で高価な雰囲気の店作りをされているところが多かいと思います。

薩摩の久保は、高級店を上回る和牛の品質と味を自負していますが、価格的にも雰囲気でも「ここで食べたら得、肉を買ったら得」と、感じていただければ、何よりだと考えています。

だから「本当に美味しい牛肉を、気軽に楽しんでいただきたい」という一心で、焼肉店の内装も、あえて家庭的な飾り気のない雰囲気にしています。

私たちは、焼肉はざっくばらんな食べ物だと思っています

みんなでワイワイ言いながら肉を焼いて、箸でつついて食べる。子どもは肉にたっぷりタレをつけてご飯の上にのっけてわしわし食べる。お父ちゃんはホルモンをあてにビールや焼酎を飲んだりと、肩ひじ張らず、ゆっくりと気軽に楽しんでいただきたい。

お茶の間でちゃぶ台を囲むようにくつろいで、家族や仲間たちとの会話を楽しみながら、薩摩の久保の肉をリーズナブルに食べていただける店作りを目指しました。

どうぞ、アットホームでどこか懐かしい焼肉の集いを2階焼肉店で体験してください。

●うれしい美味しさ、こだわりのサイドメニューたち

薩摩の久保の2階焼肉店では、お肉以外のサイドメニューにもこだわっています。

そのひとつが、国産国消にこだわって現地買い付けしている熊本と鹿児島の「焼酎」です。どれも大山自身が生産地に出向いて吟味を重ね、納得した味ばかり。

米も野菜も卵もきちんと目利きした品を仕入れています。今ではどの生産者さんたちも薩摩の久保ワールドの仲間として、良い酒、美味い品の提供に一役買っていただいています。

①高田酒造

量は追わず質を高める、少量生産【高田酒造】の米焼酎

高田酒造は、日本三急流の一つ熊本県の球磨川の近くにある小さな蔵です。初夏にはたくさんのホタルが飛び交い、上質な米と清冽な水に恵まれた美しい環境のもとにあります。

焼酎はすべて手造り、100年以上続く昔ながらの石蔵の麹室、カメ仕込みを受け継ぎ、こだわりの少量生産を守っています。無農薬米の使用など、できるだけ自然のままに。これが高田酒造の焼酎づくりの基本です。

芳醇な香り、優しく深みのある美味さは「情熱牛」との相性も抜群。お肉とともに、杯が進む米焼酎です。

②大石酒造

伝統の技と新しい技術との融合【大石酒造】の芋焼酎

大石酒造は「薩摩の久保」の牛の生産地と同じ、鹿児島県阿久根市の酒造です。情熱牛の生産者である野崎さんからお土産で焼酎をいただき、大山がその味を気に入り、そこからお付き合いが始まりました。

大石酒造は明治32年創業、焼酎を造り続けて120余年。こだわりの味を守りながら伝統の技に新しい技術を加え、未来へ続く焼酎をじっくりと造り続けています。一つひとつ丁寧に誠実に、心を込めて作業し、徹底した原料の選別と商品の品質管理を実践。

個性あふれる様々な種類の芋や、地元で古くから親しまれているわき水などを積極的に取り入れ、よりユニークでオリジナリティーあふれるラインナップを作り上げています。

コクのある深い味わい、作り手のこだわりを感じさせる芋焼酎は「情熱牛」の立役者。ホルモンにもとてもよく合います。

②菊ちゃんちのたまご

絶品「たまごかけご飯」が薩摩の久保で食べられる!

ぜひ食べていただきたい、もう一つのこだわりは、ご飯ものメニューの中の「菊ちゃん家の玉子かけごはん」です。

「菊ちゃんちのたまご」は、鹿児島県南部の知覧町で、豊かな自然に囲まれ、植物性100%の餌を与えたニワトリが生むこだわりのたまごを生産。新鮮な「菊ちゃんちのたまご」を薩摩の久保へ直送いただいています。

特有の生臭さを抑えたコクと旨味の濃厚な生まごを、ほかほかの白ごはんにかける。ご飯の上でプルプルと揺れるキミが箸で割られ、白い米一粒一粒をとろりと包み込む。鮮やかな黄色に菊ちゃん家の玉子専用のタレを掛ければ、これぞ絶品玉子かけごはん。子どもも大人も大好きな何杯でもいける焼肉のシメです。

●「薩摩の久保」の営みのすべてには物語があります

薩摩の久保の営みのすべてには一言では語れない物語があります。その物語を紡いでいるのは、生産者さんや従業員、お客さまとともに築き上げてきたさまざまな歴史、育まれた信頼関係、絆。どれが欠けても、薩摩の久保は存在しなかったと考えています。
最高級の和牛のとろける食感と甘み、食べ終えた後の余韻が大きな特徴の「情熱牛」はもちろんですが、お酒や卵、野菜や米など、関わるすべての物にこだわるからこそ、生産者の顔が見えてくる、喜んでいただけるお客さまの顔が見えてくる、それを見て従業員は責任や喜びを感じます。関わる人すべてが、喜びや感謝で心を動かしたとき、物語が生まれます。
これからも皆さまとの出会いを大切に、一つひとつの物語、心の繋がりを大切にし、新しい薩摩の久保のページを「嬉しい、美味しい、また行きたい」という幸せな言葉で埋め尽くしたいと考えています。

関西圏のお近くの方はもちろん、遠方の方で大阪へ来られたときには、ぜひ「薩摩の久保」へお寄りください。またお立ち寄りが難しい方には、オンライン通販で「情熱牛」を全国へお届けしています。こちらも大好評をいただいております。

さあ、薩摩の久保のこだわりを体験するのは、きっとあなたです!






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