薩摩の久保の「歴史」

薩摩の久保の「歴史」

繋いできた食肉へのこだわりの歴史を次代へ

「薩摩の久保」のルーツは、鹿児島県阿久根市にあります。代表取締役である大山広二郎の祖父母が営んでいた畜産業から、大阪で肉の卸と販売に携わっていた父親、そして大山へとバトンが引き継がれました。

大学を卒業した大山は、最初の5年間は父親のもとで食肉商いの基礎を学びました。それだけではなく、父親がそれまで苦労して心に刻んできた商売の哲学も叩き込まれました。

  • 商売をするからには必死で働け!そして必ず儲けなさい。
  • 仕事は嫌なことが7割、良いことが3割しかない、でもその3割に感謝できるようになりなさい。
  • 贅沢はするな!お金はいつでも使える、貯金をしなさい。
  • 成り以上のことはするな!生活も服装も成りにしなさい。
  • 人間、今日トンカツを食べたいと思えばいつでも食べられるようになりなさい。それが幸せと感じなさい。
  • この仕事をするからには作り手(生産者)を大事にしなさい。作り手がなければ商売はできない。

父から学んだ哲学は、今も大山の商いの根底に流れています。特に最後の教えは、現在の生産者と大山との関係性を如実に表しているようです。

両親が営むわずか10坪ほどの店、それが大山社長の出発点でした。そして、5年の経験を持って大阪府摂津市の「薩摩の牛太」(太田黒明彦社長)に弟子入りをし、焼肉の勉強をしました。

肉の買い付け、肉処理、焼肉など、食肉取り扱いへの知識を追求し、卓越した技術を修得した後、平成9年(1997年)に、大山が理想としていた店舗とレストランをオープン。幾度となく鹿児島に出向き、「責任と信頼の証し」この言葉と共に、薩摩の久保と野崎満浩さんを中心とした生産者グループと互いが納得するまで話し合いながら「情熱牛」のブランドを育てていきました。

生産農家が丹精込めて作り上げた「情熱牛」を、お客さまに最高の状態で提供し、美味しく食べていただく。究極の最上級牛肉を作るために、手間暇を惜しむことはありません。これからも肉へのこだわりを追求し続け、「薩摩の久保」が作り上げてきた情熱を次代へと伝えていきます。

薩摩の久保の沿革

1969年

代表の大山広二郎が生まれた年に、父の保(たもつ)が、東京での会社勤めを経て、大阪で食肉業界に入る

1973年

父が肉の卸をするかたわら、夫婦で営むわずか10坪の小さなお店、久保商店をはじめる

1990年

代表の大山広二郎が、大学卒業後すぐに事業を継ぐ
父の元で働き、商売の基礎から哲学まで学ぶ

1995年

大阪府摂津市の「薩摩の牛太」(太田黒明彦社長)に弟子入りをし、2年間焼肉を学ぶ

1997年

父母と共に「薩摩の久保」をオープン

1999年

鹿児島県阿久根市の野崎畜産、野崎満浩の「のざき牛」に出合い、惚れ込む
「のざき牛」を本格的に扱い、順調に固定客、売上を増やす

2001年

BSE、いわゆる狂牛病が襲来。売上が半減し、生産者グループも9農家から2農家に減る

2005年

残った野崎、柳田の2名の生産者に加え、山崎、八重尾、石澤4の3農家が生産者グループに参加

2007年

薩摩の久保と5人の生産者で「情熱牛」ブランドを立ち上げる

2012年

店舗をリニューアルし、1階で精肉販売、2階で焼肉店を営む

2021年

オンラインショップを開始

会社概要

会社名

有限会社 薩摩の久保

代表者

大山 広二郎

設立

1997年(平成9年)11月

住所

〒534-0021 大阪市都島区都島本通5丁目10-16

電話

1F 精肉店:TEL&FAX. 06-6928-6315
2F 焼肉店:TEL. 06-6927-4111

WEB

本店:https://satsumanokubo.jp/
オンラインショップ:https://www.satsumanokubo.net/

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